電気スイッチは自分で交換できます。しかも1枚あたり数百円です。
大掛かりなリフォームをしなくても、ガラリとマンションの雰囲気を “今風っぽく” できるので非常におすすめです。
見た目は重要
言うまでもないことですが、中古マンションを買いに来る方は、実際に物件を見に来ます。そう、内覧です。
内覧では、見た目がすべてといっても過言ではありません。
電気スイッチひとつとっても、バカにできません。
上記のようなスイッチも、まだまだ日本中では多いと思います。特に不便なこともないです。
しかしながら、やはり古さを感じさせてしまう要因のひとつです。
以下は、実際に僕が交換した電気スイッチです。
ずいぶんと見た目の印象、イメージが違うと思います。
大金をかけてフルリフォームしなくても、たった数百円でこの古さを払拭することができます。
おすすめはパナソニック「コスモ21」
電気スイッチカバーは各社から様々なアイテムが出ています。
お好きなものを選んで買えばOKですが、おすすめはパナソニック「コスモシリーズワイド21」です。
- 安い(Amazonで600円~1,500円くらい)
- シンプルで万人受けする
- 壊れない
- レビュー評価も高い
などの理由が挙げられます。
おそらくこの手のスイッチカバーとしてはもっとも有名な商品なので、ホームセンターなどで店員さんに質問しても、だいたいは答えが返ってきます。
普通の一般人でも、自分でDIY交換できる点も気に入っています。
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電気スイッチカバーの交換・取付方法
- ブレーカーを落とす
- カバーを外す
- 金属プレートを外す
- 配線コードを抜く
- 配線コードを新しいスイッチに差す
- 金属プレート・カバーを戻す
- 点灯テスト
大まかな流れは上記の通りですが、それぞれもう少し説明します。
1.ブレーカーを落とす
作業前に必ずブレーカーを落としましょう。死ぬことはないですが、感電すると結構ビリっと来て痛いです。
2.カバーを外す
マイナスドライバーを使って、プレート下側にあるスキマから外します。
3.金属プレートを外す
上下に金属製のネジが2つ付いているので、それぞれ外します。
4.配線コードを抜く
マイナスドライバーを差し込むと、固定されている配線コードが緩みます。少しコツがいりますが、マイナスドライバーを差しながら引き抜きます。
5.配線コードを新しいスイッチに差す
配線コードを差す時は、そのまま差せば固定されます。しっかり奥まで差し込み、軽く引っ張り抜けないか確認してください。
6.金属プレート・カバーを戻す
取り外した時の、逆の手順で戻します。ネジの緩みがないように、きっちり締め込みます。
7.点灯テスト
ブレーカーを戻し、スイッチテスト。正常にオンオフできれば完了です。
電気スイッチカバー交換取付の注意点
感電しないようブレーカーを落とす
上述しましたが、必ず作業前にはブレーカーを落としてください。
家庭用コンセントは100ボルトなので感電死することはありませんが、普通に痛いくらいには感電します。
マイナスの配線と、プラスの配線を同時に触ると感電しますので注意してください。電気を通さないゴム手袋などを使うのも策です。
複雑な配線は自信がある方のみ
単純な普通のスイッチなら、問題なく交換取付できるでしょう。
しかしながら、中には複雑な配線のスイッチもあります。
上記の換気扇連動タイプは、対応商品が売っているのでなんとかなります。パナソニックのコスモシリーズでいうとこの商品などです。
しかしながら、「1つの照明を2つ以上のスイッチから操作できるタイプ」は一般人では難しいです。
ネットなどで調べてみても、いまいち我が家の場合はどうするのか?の明確な答えがわかりませんでした。
こういった複雑な配線の場合は、自信のある方のみにしておいてください。そうでないなら、電気屋さんなどのプロに依頼しましょう。
まとめ
1,000円以下で、見た目を “今っぽい” マンションのイメージにできるのでおすすめです。
最初の1個目の交換取付さえできれば、慣れてくると1個あたり3分くらいでできるようになります。
意識的ではないにせよ、内覧時に必ずといって言いほどに、電気スイッチは目に入ります。
少しでもあなたのマンションの印象を落とさないよう、こうした細かい箇所にも気を配っておきたいところです。
仮にスイッチが10ヶ所あったとしても、20,000円以内ですべて交換できるはずです。
このスイッチ交換のおかげで、たとえば100万円の値引きを防げたとしたら、とてもコスパのいい投資だと思いませんか?
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