3LDK売却の経緯。絶対に早めに査定してもらうべき(大阪・42歳男性)

私は大阪在住、42歳、男性です。

私は10年近くマンション(3LDK)に住んでおりました。正直、ローンも半分以上残っており、売却するとなるとローンの返済は確実に残る状態だと考えておりました。

売却を考えた理由は九州への転勤が決まり、大阪に戻ってくることがないと確信したためです。

当初は、賃貸でどなたかにお貸しすることも考えました。しかし、お貸しする場合、エアコンなどすべて除去した状態でないとだめなことや、条件がもろもろあり、時間も押し迫っていたこともあって、売却が一番無難であると判断しました。

ですが、売却となると初めての経験であり、何から手をつけたらよいのか、どこの不動産に行けばいいのかまったく無知だったため、インターネットを利用して何社かに相談しました。

何社かに相談するうちに、各社それなりの条件を提示してはくれましたが、やはり思った以上の金額ではありませんでした。

査定の際、家の中を細かくチェックされたのですが、自分のあらを探されているようで正直いい思いはしませんでした。特に、水周りのチェックは非常に厳しく、普段あまりきれいに使ってないこともあり、査定額にもろに響きました。

また、立地にしてもバスを乗り継いで最寄の駅に到着するような場所であったため、それによる査定額低下も影響しました。

結果、3社にお願いし、一番金額的に良かった1社を選択したのですが、当初考えていた金額より500万ほど低い金額でした。

私は九州での自分の住まいも確保する必要があり、時間が取れない状態での売却となったため、うまく交渉ができなかったことが敗因であると後から気付きました。

その理由は、時間がない中でのマンション売却であり、その旨を最初から不動産会社に話していたため、時間がないのならなおさら早急に決めた方がいい、この金額でないとどなたも買ってくれないなど、さんざん言われたため、焦りからさほどの交渉もなく売却手続きに入りました。

売却手続きは不動産会社にすべて任せた状態で、書類にサインをしただけではありましたが、手続きに対する諸費用もかかったため提示された売却金額からさらに引かれた状態での金額となります。自分で購入した際の金額、これまで住んできた自分の家、もろもろを考えた場合、かなりさみしい感情を抱きました。

マンションを手放し、残ったのは売却時に入ってきたお金を差し引いたローンだけとなったからです。

売却を考えてる方に言えることは、売却するまでの時間に余裕を持った上で交渉すべきと考えます。自分が満足しない状態で売却の交渉してもあせるばかりで何もうまくいきません。

満足しないまでも納得できる状態で最終合意をとることをお勧めします。