2年で1000万儲かった私がマンション売却で注意したこと(東京・43歳男性)

43歳 男性 会社員 兵庫県在住(売却した物件は東京都港区)。

仕事の都合で転勤となり、そのタイミングで引っ越すことにしておけば、長女の小学校入学のタイミングでちょうどよいと思ったので売却しました。

購入、そして売却した物件は東京都港区のマンションでした。いわゆる高層タワーマンションです。もともと、関西出身で定年したら関西に住まいを構えることにしていたのですが、会社の家賃補助が赴任年数とともに少なくなり、どうせならローンを支払ってでも資産を所有しておいた方が得策だと判断したので購入にいたりました。

また、その購入に際しても最終的に売却を行うのであれば少しでも価格が下がらない、また実際に住むに当たって、メリットがある物件がよいという基準で選んだ次第です。また、家内が一度は「東京都港区」という住所で住んでみたいという希望もあって物件選びには住所や立地を第一に検討することにしました。

湾岸タワーマンションで20年後に売却を想定しての購入でしたが間取りに関しては2LDK で26階でした。また、せっかくの高層タワーマンションを購入するならということで重視した中に共用施設の充実がありました。

プールやラウンジ、屋上のバーベキュー、ATM、スーパーなども含め、すべてがそろった物件を選ぶことにしました。愛車を手放すことでこうした利便性をとったという経緯もあります。

実際には入居後、2年で突然、思いがけず関西への転勤を社命としてうける事になり、最初は賃貸に出すのか売却するのか迷いました。家内も子供たちも非常に気に入っていたし、何しろ新築で入っていたので人間関係も0からで非常に良好だったからです。

しかしながら、最終的に売却を選んだのは大きく2つの理由があります。

まず、一つ目は管理です。賃貸となれば、毎年確定申告も必要になり空き家の危険も伴うこともあります。これがネックでした。

もう一つは売却する際の査定時の査定額でした。実際に購入した不動産会社のデベロッパー系列で査定をしたところ、何と購入時よりもかなり高く売却できることが分かりました。住宅ローンを完済することはもちろん、トータルでも手数料を差し引いてもかなりの売却益が出ることが分かったのです。

本来であれば、複数社の査定をとってもよかったのですが、購入者もすぐに見つかるということだったのでそのまま依頼することにしました。

実際には3980万円で購入した物件が、売却時には4900万円に跳ね上がっていました。おどろきです。媒介契約の形をとり、問題なく契約も終えることが出来ました。

いま現在、売却検討している方へ。当たり前ですがインターネット不動産会社、デベロッパー、地元の不動産会社と少なくとも3つ以上は査定にだすべきだと思います。

また我が家の場合は賃貸を選びませんでしたが、賃貸も最初に売却とあわせて検討したうえでの手続きがよいと思います。