部屋全体のイメージを変えることができるのが、お風呂のリフォームです。
水回り部分でもあるので、衛生面や古さを気にする方は少なくありません。
お風呂リフォームしようと思った理由
- 古さや汚さを感じる
- 数年後このままだと売れない
我が家マンションのお風呂をリフォームすることになった理由です。
うちは築20年頃のマンションを購入しましたが、やけにお風呂だけ古さや汚さがあったのです。
自分たちがこのお風呂をこのまま使いたいか?というと、そうでもなく。
そして数年後に戸建てに引っ越し予定なのですが、その際に「売れるのか?」と思ったのです。今でも古さを感じるのだから、数年後はより古さを感じるのではないかと。
自分たちも快適に生活でき、かつ数年後にきっちりマンション売却できるようにするため、思い切ってお風呂をリフォームすることにしました。
マンションお風呂リフォームの主要メーカー
お風呂リフォームに使用されるバスルームを作っているメーカーは、主に以下の3社が人気です。
ホームセンターのリフォームコーナー、リフォーム業者などを調べてみると、この3社の商品がよく出ていると思います。
今回のお風呂リフォームで知ったのですが、パナソニックって電化製品だけでなく、意外と住宅関連の商品もたくさん作ってるんです。しかもそこそこシェアあるみたいで、すごいパナソニックと何度も思いました。
そしてトートーも同様に、トイレ関連だけでなく、お風呂用品でもシェア高いことを知りました。
マンションお風呂リフォームの費用・相場価格
メーカー・モデル、使う素材、サイズなどによってまちまちなので一概には言えないですが、
おおよそ60万円~100万円
がマンションお風呂リフォームの相場価格です。中心価格帯は60万円~80万円と言われています。
実際に我が家のお風呂リフォームも約62万円でした。
以下は実際にリフォーム業者に出してもらった見積書です。
上記金額を足すと、合計620,040円。
ちなみにバスルーム本体(上記では「新規ユニットバス」と書かれています)の定価は1,092,600円ですが、60%オフの437,040円に割引されています。
これはリフォーム業者が値引きしてくれた結果であり、「ちょっと安くなったら嬉しいです」くらいの優しいニュアンスで言っただけなのに、サクッと半額以下にしてくれました。
おそらくですが、リフォーム業者の仕入れ価格は定価の26%くらい(つまり今回だと30万円くらい?)ではないかと思われます。値引きの “余力” がだいぶあるはずなので、少しは要求・交渉してみることをおすすめします。
マンションお風呂リフォームの工事期間・日数
おおよそ5日間~7日間くらいです。
一般的なお風呂リフォームの場合、以下のような流れです。
1日目:養生ボード敷き、サイズ詳細の確認
2日目:水道・電気工事、バスルーム搬入
3日目:バスルーム設置
4日目:ドア・鏡の取り付け、クリーニング
5日目:予備日
さらに浴室乾燥機やミスト機能を設置する、ジェットバス機能も導入・・・となると、もう少し工事日数が長くなります。
どんなに長くても最長2週間以内には、マンションお風呂のリフォームは完成するはずです。
TOTO(トートー)のお風呂に決めた理由3つ
主要メーカーであるリクシルやパナソニックとも迷いましたが、うちは最終的にトートーに決めました。
「ひろがるWGほっカラリ床シリーズ 1318」という商品です。※1318は、浴槽内サイズが1318mmという意味
その理由は、以下の3つです。
浴槽サイズが大きい
この理由が1番です。トートーは、他メーカーに比べて大きい浴槽が入るのです。
浴槽の壁が薄く、浴室サイズぎりぎりまで浴槽を広げることができるのがトートーのようです。
浴槽内サイズを1.3m以上確保できそうなのが、トートー製品ということでした。
「トートーは浴槽サイズ大きい」ということに、自分で発見したのではありません。ネットで調べてもわかりません。
リフォーム業者に相談したところ、それならトートーがいいということで、このようなことを教えてもらいました。
魔法びん浴槽
お風呂が冷めにくい、魔法びん浴槽という性能があります。
浴槽全体を断熱材(発泡スチロール)で包んでおり、5時間後でも温度低下は2.5度以内とされています。
実際に使ってみても、お湯の冷めにくさは感じてます。
子供が20時頃に入って、その後23時頃に入ってもあんまりヌルさを感じないです。3時間後くらいなら追い焚きなしで全然大丈夫です。
ほっカラリ床
柔らかすぎず硬すぎず、そして何となく温かい。そんなほっカラリ床という特徴があります。
これは言葉で説明するのが難しいので、ぜひともショールームなどでハダシで踏んでみてください。良さがわかると思います。
この技術はTOTOの特許らしく、競合他社メーカーには類似商品・機能さえありませんでした。
我が家マンションのお風呂リフォームの様子
62万円かけた、うちのお風呂のリフォームです!
現状把握・サイズ計測
デザイン・詳細など打ち合わせ
設置
ビフォーアフター
マンションお風呂リフォームでの注意点・コツ
必ずショールームに行くべし
カタログやネットだけで決めてはいけません。実際にショールームに行き、生で見て、実際に触れて決めてください。
ほっカラリ床のように、体験しないとわからない良し悪しもあります。パネルやタイルも、実物を見ると印象が変わります。
ショールームには専門のプロ店員さんがいるので、わからないことは何でも聞けます。何でも教えてくれます。
たとえばTOTOショールームは全国に数十店舗あるので、少なくとも1回は行くことを強くおすすめします。
希望をはっきり伝えるべし
- 浴槽を大きくしたい
- おしゃれにしたい
- ジェットバスを付けたい
- できるだけ費用を抑えたい
などなど、自分がこだわる希望条件ははっきりとリフォーム業者、ショールーム店員に伝えてください。
当たり障りない無難な提案を受け入れるならOKですが、満足できるお風呂リフォームを実現するには、コミュニケーション不足はトラブルの元です。
自分でDIYリフォームは危険すぎる
サイズ測って入れるだけでしょ?と思ったら大間違いです。
排水・配管工事、電気工事など見えない裏側の作業が山ほどあります。そもそもサイズ計測をミスったら致命的です。
DIYでお風呂リフォームしようと思う方は多くはないと思いますが、専門業者に依頼するのが間違いありません。
まとめ
我が家は62万円で今回のリフォームができましたが、モノや業者によって価格はさまざまです。
安くはないので、一括見積もりサービスのリショップナビなどを活用し、納得できる価格を探し出してください。