築25年の2LDKマンションを売却した理由2つ(千葉・35歳男性)

現在の私の年齢は35歳の男ですが、5年ほど前に2LDKのマンションを売却した経験があります。

その物件は千葉県の物件で、転職を機に越してきた千葉県で見つけた物件でした。

立地としてはJRの主要駅から徒歩10分程度の場所にあり、個人経営の病院やコンビニ、スーパーやドラッグストアがあったので、日常生活で利用するものの調達が非常に楽な場所でした。

また、徒歩10分の間には飲み屋などの飲食店も多数あり、簡単に外食できる環境であることも魅力的でした。

売却した理由は主に2つありました。

まず、上階の生活音が響きやすい物件だったためです。日中の家にいない時間帯であれば良いのですが、上階の方が深夜に帰ってくる方だったこともあり、夜中に響き渡るシャワーの音などの生活音が非常に大きく感じました。

そして、築年数が気になり出しました。購入時はリノベーションマンションだったこともあり、築年数を気にせず購入したのですが、今後10年20年と住み続ける理由がなかったこともあり、早めに手放すことにしました。

売却は購入した不動産業者に依頼したため、査定で意見が食い違うこともなく、購入より少し安い価格でお願いしました。

しかし、売却ができない期間が数ヶ月続いたため購入価格の2割近く安い価格での売却することにしました。すると価格を下げたこともあり、すぐに売れたので、精神的にも楽でした。

損はしましたが、良い経験になったと考えています。

これから不動産を売却しようとしている人へのアドバイスとしては、焦らないことです。

まず、私は損をしても仕方ないと考えて売却をしましたが、それは精神的に楽になるために早めに売却をしたかったからです。

しかし、これは自分が勝手に考えているだけの焦りでした。

その後よくよく考えてみると、例えば築25年の物件と築26年の物件では購入者の目線から見た場合、大きな差があるようには感じません。

つまり、売却時は冷静になり自分が購入者だったらどうかといった視点を持つことが大事だということです。

また、そのためには適切なアドバイスをしてくれる不動産業者さんを探す必要があります。

適切なアドバイスとは現実的な市場価格と、売り主の希望価格をすりあわせる提案のことで、これをしっかりとできる不動産業者さんにお願いしないと、売り主の良い値をつけたけれど、全く売れない状態になったり、売りやすいが安すぎる価格に妥協させられたりしてしまいます。

そのため、もし早めに売却しなければならない理由などがない場合は、一括査定などを利用したり複数の不動産業者さんに話を聞いてみることをおすすめします。

色々な不動産業者さんに査定してもらう方が、満足度の高い売却ができる可能性があると強く感じました。