時間に余裕がなく100万円も安く1LDKマンションを売ってしまった(京都・33歳女性)

京都府京都市に在住の33歳女性です。

現在、夫と二人暮らしで共働きの生活を送っている結婚生活5年目。マンションを購入したのは、私が30歳の時で場所は京都市下京区の物件でした。近くには、JR京都駅があり徒歩5分の好立地で間取りは1LDKの築年数5年のマンションでした。

住んでいたのは3階で北側にベランダに通じる窓が1枚しかない住居だったのですが、お互いに仕事が終わって寝に帰る程度でしか家にいる時間がないほど忙しい日々を送っていたのでさほど日当たりは気にしていませんでした。

とにかく立地が良かったので朝はゆっくりと仕事の支度ができる上に、朝食も食べる時間が確保できたのでとても満足していたマンションだったのですが夫が転勤となり東京勤務になってしまったことがきっかけでやむなく売却をすることになりました。

初めてのマンションの売却だったのでどのようにしていいのかわからず、ネットで調べて査定業者に依頼して金額の見積もりを出してもらいました。当時の購入価格は2950万円でしたが、購入して3年間住んだことを加えると築年数が8年となっていました。

詳しい不動産情報を知らなかった私は、普通に考えたら2700万円など金額が下がってもおかしくないと思っていたのですが京都駅周辺の開発が進み、ホテルの建築などが盛んなため地価が上昇している理由から3100万円の査定金額を提示されました。

購入時よりも200万円近いアップにとても嬉しく思い、査定をしてもらった地元の不動産屋さんに登録をして売却の手続きを進めて行きました。

内見の方は週に1回のペースでお見えになられておりましたが、3週間しても買い手が見つからず残り1週間で転勤先に引っ越さなければいけないという状況になっていたため、やむなく3000万円に値段を下げて買い手が早くついて欲しいと思っていたところ、価格を変更して1週間で買い手が見つかりました。最終的には3000万円で売却することができました。

これから不動産売却しようとしている方へのアドバイスは、マイホームを売る際にはとにかく時間に余裕を持って行うことだと思います。

本来であれば3100万円の価値があった物件だったにも関わらず、時間がなかったことで売却を優先するために金額を下げてしまったので結果的に売れたのですがやはり100万円分が獲得できなかったのは勿体無かったなと後悔をしなかったといえば嘘になります。

この経験から家を買うときと売るときはしっかりと時間に余裕を持って行うことが大切で、家は出会いで買うものだと思うので、本当に必要としている人が現れるまで時間をかける覚悟で売却を進めていくと良いでしょう。

また、立地がよく内装も綺麗であればしっかりと売れる物件であることを不動産屋さんに教えてもらったのでマイホームの立地や築年数や内装などの条件がよければ高い確率で売却できる物件なので、自信を持って売却してもらえればと思います。