約67億円もの賄賂が行われていたリクルート事件を起こしたのが、リクルートコスモス。
その後ダイワハウスグループの傘下に入り、社名変更したのが今回ご紹介するコスモスイニシアです
現在では首都圏を中心にマンション開発、売買をやっています。
コスモスイニシアの会社情報
リクルートの不動産会社として1969年に生まれ、その後2006年にコスモスイニシアに名称変更しています。
会社名 | 株式会社コスモスイニシア |
住所 | 東京都港区芝5-34-6 新田町ビル |
設立 | 1969年6月20日 |
資本金 | 50億円 |
代表者名 | 高木 嘉幸 |
従業員 | 519名 |
事業内容 | 不動産販売・賃貸・流通事業 |
2013年にダイワハウスに買収され、リクルートとは無関係の会社になりました。ロゴにもダイワハウスの文字が入っています。
コスモスイニシアの特徴
分譲主が直接売却
コスモスイニシアは自社でマンション開発もしており、分譲主でもあります。つまり自分たちで立てたマンションを自分たちで売っている(分譲している)のです。
今回入っていたチラシにも記載されていますが、分譲主だからできることとして「分譲当時の資料を保管している」などの強みがあります。
自分たちで立てたマンションなので、そのマンションについては世界一詳しいといっても過言ではありません。その辺の不動産会社なんか比較にならないほど、圧倒的な情報量がコスモスイニシアにはあるってことですね。
コスモスイニシアも、きっちりと分譲したマンションのみにチラシ配布していることが伺えます。
手数料15%オフ
仲介手数料15%オフをアピールしていますが、正直なところインパクトはありません。
たとえば売却価格が3,000万円だった場合の仲介手数料は約103万円ですが、これの15%は15.4万円です。特に安いということはありません。
たとえばトラスト不動産なら仲介手数料は一律35万円ポッキリです。
一概にどちらがいいのかは断言できませんが、仲介手数料が85%になったところで大きな魅力は感じません。
コスモスイニシアの口コミ評判
TwitterなどのSNSをチェックすると、以下のような意見が見つかりました。
- 担当者の方がスタイルよくてイケメン、接客も丁寧で好感持てた
- コスモスイニシア、優良デベ(※デベロッパーのこと)と言えるでしょう
- 昔はデベロッパーとしてマンション開発してたが、最近は不動産屋の色も強いな
- イニシアのマンションはオシャレ。でも高い。
- イニシアのマンションはたしかにお洒落ですが、安くありません。
実際に私も購入候補にあがったイニシアマンションが浦安にありますが、5,000万円オーバーは厳しいということで見送った経験があります。お気持ちよくわかります。
コスモスイニシアで売却査定・相談する方法
コスモスイニシアは一括査定サイトに参加していません。
営業所に行く
コスモスイニシアは全国7箇所に営業所を持っています。ここに直接行けば、当然のことながら売却査定・相談ができます。
- 本社
- 渋谷青山営業所
- 池袋営業所
- 錦糸町営業所
- 西日本支社
- 梅田営業所
- 京都営業所
大都市圏にしかないので、郊外にお住まいの方にとってはアクセスがいいとは言えません。
まとめ
あなたが売ろうとしているマンションが、コスモスイニシアのモノであれば、売却においてもコスモスイニシアに相談する価値はあるでしょう。
マンション名の一部に
- コスモ
- イニシア
などが付いていたら、コスモスイニシアが分譲していた可能性が高いです。