京成不動産(売却)の口コミ評判は？千葉・東西線エリアにも強いの？

我が家マンションには週10枚くらいも「売却しませんか？」的なチラシが入っていますが、見たこともないような会社からのチラシが入っていました。

それが今回ご紹介する、京成不動産です。

大手に比べると知名度はイマイチ？ですが、ちょっと気になったので調べてみました。

京成不動産の会社情報

社名からも分かる通り、京成電鉄が100％株主の完全子会社です。

ちなみに京成電鉄の由来は、東京と成田を結ぶ電車だからです。

市川市にある中台不動産という会社を吸収合併し、東西線エリアの事業拡大に向けて動き出しています。

ちょっと古いデータになりますが、2012年度の年間売上は13億円。

超大手である住友不動産販売が年間700億円なので、やはり京成不動産はそこまで規模が大きくない、中堅といったところでしょう。不動産業界の中では。※13億円の売上って普通にスゴイですけどね！

京成電鉄エリア、特に千葉県の東西線沿線・京成線沿線での売買に強みを持っています。※東西線は京成線と直通運転しています

チラシにも「東西線の不動産はお任せください！」の文字。

実際に10拠点(センター)あるうち、以下の通り6拠点が千葉県内にあります。

さらに行徳、南行徳センターも2018年7月にオープンなので、今後よりいっそう東西線沿線エリアを強化ていくスタンスを感じ取れます。

浦安、南行徳、行徳、妙典、原木中山は都心にも近い人気ベッドタウンなので、京成不動産としても積極的にマンション売買を拡大していきたいのでしょう。

契約するとJCBギフトカード50,000円分をプレゼントしてくれます。

チラシにも大きく50,000円と書かれています。

でもこれ、ちょっとショボいです。

査定依頼でプレゼントしてくれるなら太っ腹ですが、専任媒介契約(簡単にいうと独占的な契約)をして50,000円というのは物足りないです。

というのも、不動産売却においては100万円単位の仲介手数料が発生することが普通です。つまり不動産会社としてはマンションを1回売買すれば、数百万円の利益が手に入ります。

それなのに50,000円ってちょっと少なすぎじゃありません？ってことです。

同じ東西線エリアなら南行徳にあるトラスト不動産が、30万円分の家電家具をプレゼントしてくれます。地域密着の小規模不動産会社ですが、よっぽどこっちの方が魅力的です。

ちょっと他ではあまり見かけない特徴として、リフォーム代金スキップ払いというものがあります。

これは「京成不動産がリフォーム代金を50～200万円負担してくれる」というサービスです。

ただし注意点があり、

※リフォーム代金は工事終了後5ヶ月を最長にお支払いただきます。

と明記されています。つまり一時的に貸してくれるだけであって、200万円をもらえるわけではありません。

しかしながら、きれいな状態のマンションが高値で売れやすいのは言うまでもありません。

リフォーム代金を捻出できない方にとっては嬉しいサービスでしょう。

ブログやTwitterなどを見てみると、以下のような声がありました。

どちらかというと、あまり良くないネガティブな意見の方が多い気がしました。Twitterでも良い口コミ評判は見つかりませんでした。

京成不動産を利用したすべての方の意見がネットに出てくるわけではないので、あくまで参考程度にお考えください。

京成不動産は定番どころの査定サービスには参加していません。

したがって査定・相談するには、直接店舗に問い合わせたり出向くしかありません。

京成不動産の店舗一覧を確認し、近所にあるかチェックしてみてください。

京成不動産は千葉・京成線、東西線エリアに強みを持っています。

ただし、50,000円のギフトカードはそれほど魅力的なものではありません。

目先の利益にとらわれず、もっとも高く売却してくれる不動産会社を一括査定サービスを使って探し出すべきです。